女医がサラリーマンと結婚するとどんな生活になるのか?
女医は医師と結婚する人が多いといわれていますが、なかには、サラリーマンと結婚した女医もいます。
一般的にこの組み合わせは少ないといわれていますが、意外にも夫婦仲良く長続きするベスト夫婦になりやすい様です。
サラリーマンの夫を持つ女医は、一体どんな生活を送っているのでしょうか?
余裕のある方が家事をする
医者夫婦と比べて、サラリーマンの夫を持つ場合、もっとも大きな違いが出やすいのが家事の分担です。
サラリーマン&女医のカップルの場合、家事は女性に魔貸し切りではなくて、手が空いている人が家事をする方が多く、片方だけに負担がかかる、ということが少ないようで、女医が家事と仕事を両立しやすいというメリットがあります。
これが医師同士となると、お互いが忙しいためなかなか家事をする時間がありません。
結果、部屋が片付かない、洗いものが置きっぱなしなど部屋が汚れやすい傾向にあります。
しかし会社員の夫を持つと、早く家に帰ることができた日には、夫が代わりに家事をしてくれるということもあり、年中部屋が汚いまま、という心配がありません。
自分が仕事で忙しいときは夫が、夫が忙しいときは妻が、と分担して家事ができるのは会社員の夫を持つ特権といっても良いかもしれませんね。
ただ、そのためには協力的な夫でなければいけませんし、そもそも、会社員だからといってヒマなわけではありません。
これは、会社員の夫を持つ世の女性の多くが、
「(会社員の)夫が、全っ然、家事や子育てを手伝ってくれない!!」
と、憤りを声高らかに訴えていることを見れば明らかであります。
なので、どんなに会社員の夫を持っていても、家事をしてくれない人であれば部屋は汚いままでしょうし、家事も自分一人にのしかかります。
ですから、会社員と結婚する場合、いかに相手が家事をしてくれるか、家事を分担することに抵抗がないかというのが重要になります。
そしてもちろん、自分もできるときはしっかり家事をする必要があります。
夫にばかり任せていると、夫は自分の仕事に加え、一方的に家事のストレスを溜めてしまうことになるからです。
世の働く女性が、家事育児に協力しない夫に対して怒っているのと同じように、夫が妻に怒らないようにするためには、夫婦で協力して家事育児を行うことが大切です。
この、「”協力して”家事育児を行う」ということが、医師夫婦よりは、比較的実現しやすい、というのがサラリーマンと結婚した女医さんの声です。
サラリーマンと結婚すると、夫が”全て”家事育児をやってくれる、というのは誤解であり、間違いですので、誤った解釈はしないように気を付ける必要があります。
もちろん、サラリーマンである男性と結婚した後、男性が仕事を辞めて主夫になる場合には、世の専業主婦が家のことを切り盛りして夫の仕事を支えているのと同じように、主夫である夫が妻の医師業を支えてくれる、というパターンもあります。
この場合は、サラリーマン”だった”夫で、”今は”専業主夫となった夫が、家事育児を賄ってくれている、ということになりますので、「サラリーマンと結婚している女医」の類からは外れます。
どうしても、「サラリーマンの夫」と、「サラリーマンだったけど今は専業主夫の夫」が混同されがちになる傾向があるようですので、お話しを伺うときには、注意が必要です。
お互いに、相手に対して感謝の気持ちを持つこと
いわゆる相手への思いやりです。
会社員と医師という夫婦は、一般の夫婦よりも相手への感謝の気持ちが重要になります。
先にも述べたように、医師は忙しくなかなか時間がありません。
週末も祝日も働いていますから、家事や育児などを夫にお願いすることもあるでしょう。
それを感謝せずに当たり前になってしまうと、夫婦の関係は崩れてしまうでしょう。
夫婦関係が崩れてしまうと、サラリーマン&専業主婦の夫婦が夫の退職後に熟年離婚に至るケースと同じような二の舞になりかねません。
相手への思いやりが大切であることは、会社員と医師の夫婦だけではもちろんありません。
どの夫婦にもいえることですが、仕事の環境が会社員と異なるからこそ、より相手に感謝しそれを伝えるようにしましょう。
感謝されると、人は『また頑張ろう』と思えます。やる気やプラスに働きますから、お互いにとってメリットが大きくなります。もちろん、感謝の気持ちは思うだけではNG。きちんと伝えることが大切ですね。
夫婦て一つの家庭を営むという共同作業において、お互いがそれぞれの役割をキチンと認識し、且つ、それぞれが相手にとって感謝し、”相手が不可欠な存在”であると、夫婦は円満に長く幸せな結婚生活を続けることができることでしょう。