サラリーマンと結婚してる女医は幸せになりやすいのか?

離婚しない女医になるために!サラリーマンと結婚するという選択肢

未婚率が高いといわれている女医ですが、実は離婚率も高いのは知っていますか?
せっかく結婚したのに、その結婚生活を幸せに継続できなければ意味がありません。

 

それなのに離婚率も高いとなると、今後彼と結婚を考えている人にとっては不安ですよね。でもなぜ、上手くいかない夫婦が多いのでしょうか?

 

女性医師の1/3の法則とは

 

有名な話だと思いますが、女医には、1/3の法則というものがあります。
1/3は生涯独身、1/3は離婚、1/3は結婚している、と綺麗に分かれているからです。

 

離婚率が高いというのは、何も女性医師だけでに限ったことではなく、実はなく男性医師でも同様です。
日経メディカルオンラインの調査では男性・女性ともに離婚経験が高い様子がうかがれました。

 

離婚は、医師夫婦の場合に特に多く起きているようで、片方が一般の会社員やOL、専業主婦である場合には、比較的安定した家庭を築いている夫婦がいるといわれています。

 

なぜ、女性医師は結婚生活を継続するのが難しいのか?

 

それは、『食事中でも(呼び出しの)コールが鳴る』、『生活でも仕事のペースで進めてしまう』、『プライベートと仕事の区別がつきにくい』などが挙げられます。
このような医師特有のライフスタイルをきちんと理解してくれる男性というのがまだ少なく、「家庭に入ること」を求めている男性と結婚してしまうと、仕事と家庭の両立が難しくなってしまい、離婚という形になることが多いようです。

 

夫が、『医師を辞めて家庭に入ってほしい』と希望した場合、それを受け入れられなくて別れることになったケースが少なくないようですが、ここら辺は結婚前にきちんと話をして価値観を共有していれば、避けられる問題だと思われます。

 

一見すると、医師夫婦というのは似たような家庭環境で育ち、同じ職業であるがゆえに、理解しあい、さまざまな面で価値観が合いそうに思われがちですが、実はそうではないことが明らかになってきています。

 

男性も女性も、医師という激務の仕事をこなすため、男性医師は、家庭的な女性で自分を支えてくれる人を求めがちです。
一方の女性医師は、一方的に女性が男性を支えるのではなく、男性も女性を支えるようなパートナーとして協力し、支えあう人を求めている傾向が強いです。

 

このように、自分を支えてほしい男性と、支え合いたい女性、価値観が違うのは明らかですが、結婚前は何とかなる、と楽観視して、どのような家庭を作っていくのか、具体的に話すことを躊躇してしまうのでしょうか?

 

男性医師と女性医師では仕事、家庭における相手に求めていることが異なる点が大きいケースがあるのですが、こういった価値観の違いに気付くのが結婚後だと、離婚という結果になりがちになってしまうので、結婚前にしっかりとお互いの価値観を共有しておくことが大切ではないでしょうか。

 

また、お互いに仕事が忙しいことから、一緒に暮らしていても、すれ違いが起こりやすい、ということもあると思います。
そういった時はどうするのか?ということも話し合っておくといいですね。

 

女医が結婚して幸せになるためには

 

極端な選択肢かもしれませんが、思い切って、男性医師を選ばない、ということを考えるのもありかもしれません。
もちろん、医師の夫を持つことが全てにおいてデメリットになるわけではありません、男性医師が人として悪いというわけではありません。

 

しかし、統計上の結果からは、医師夫婦は離婚に至るケースが多く、その原因には双方の仕事の忙しさがあげられるのは一つの事実ではないでしょうか。

 

そこで、医師ではなく、医師のように激務な仕事ではない仕事についていて、男女ともに支えあって協力することに積極的な男性を選ぶ方が、女性医師にとってはメリットが大きかったりするのではないでしょうか!?

 

サラリーマンと結婚した女医の例

 

まだケースは少ないようですが、実際にサラリーマンの夫を持つ女性医師の話を聞くと、男性が会社の育児休暇や就業時間の時短といった制度を活用して、家での家事や育児を分担して上手くやれているらしいです。

 

妻が仕事で忙しい場合、夫が家事や育児をしてくれる、ということが非常に助かる、ということは、明らかですよね。

 

そのためには、男性がある程度の家事力を持っていることが必須になりますし、男性は、家のため、妻のため、子供のために、仕事を早く切り上げたり、育児休暇や時短を取ることが必要になってきたりします。
大手の大企業のサラリーマンであれば、このような制度を活用することができますが、多くの場合は出世に響いたり、人事考課に響いて収入が思うように伸びなくなることを懸念して、なかなかこのような制度を活用する勇気を持つことができないサラリーマンが多いようです。

 

しかし経済面においては、多くの場合、医師である妻の方が収入は多くなりますので、例え男性の出世が遅れたり、ボーナスの評価が高くなかったとしても、二人三脚で仕事と家庭を支えあっていくのであれば、生活が苦しくなることはまず、ないのではないでしょうか。

 

家庭と子供と妻のために、仕事を二の次にする、という選択肢を考えることができる男性医師というのは、非常に少ないと思いますので、このような夫婦生活のスタイルは、医師の夫を持つとなかなか叶わないでしょう。

 

ですので女性医師は、育児休暇や時短制度を活用ができるサラリーマンの夫と結婚すると、もしかしたら家庭を維持することがしやすくなるため、離婚することもなく、幸せになりやすいのかもしれません。

 

もちろん、男性医師と結婚した場合でも、お互いが仕事や家庭に対して協力的で、認め合っていれば、十分に幸せな家庭を築くことができると思いますので、決して男性医師との結婚が不幸になるわけではありません。

 

あまり結婚相手の選択肢として考慮されにくい、サラリーマンが、実は女医にとっては良いパートーなーとなりえるのではないか?

 

と考えてみるのも、幸せな結婚生活を実現するための一つの選択肢ではないでしょうか?