平均結婚率に比べて女医の結婚率が低いわけ

女医の平均未婚率は男性医師と比べてなんと12倍

女性医師というと、ドラマや映画でも良く題材として取り上げられることが多く、美人で仕事もできて恰好良いイメージがありますよね。
医学部を目指す女子高生の中にも、「医師はモテる!」という噂を信じていて、医師になったら男性からモテモテになり、イケメンな男性と幸せな結婚生活を送れることを信じている方もいるのではないでしょうか?

 

しかし実際に医師として働き始めると、そのイメージが実際に適用されるのは、『男性医師に限定』という現実を目の当たりにし、愕然するかと思います。

 

モテモテの男性医師に対して女医のモテ度は。。。

実際、男性医師は、イメージ通りに、とにかくモテます。

 

病院の中でも外でも、とにかくモテます。

 

そして周囲には、可愛くて若い看護師さんがたくさんいますので、幅広い選択肢の中から好き放題相手を選べる贅沢さをだ男性の医者は持っていると言って過言ではないでしょう。

 

一方、女性医師の場合だと、研修医の頃には『まだ若い』ので指導医をはじめ、男性医師を含む周りの男性が色々ととよくしてくれたり教えてくれます。
そのため、自分では『モテている!』という錯覚に陥りやすいのですが、年を重ねて30代に入って専門医を取得する時期になると、モテ度は急激に下がり、結婚率も急降下してしまいます。

 

ちなみに、男性医師と女性医師の未婚率を比較してみると、男性医師の生涯未婚率はわずか3%程度なのに対して、女性医師の生涯未婚率はなんと36%程度です。
つまり女性医師の生涯未婚率は男性医師よりも12倍も高いということになるのです。

女性医師が結婚するためにできること

女医というお仕事をすると、男性が自分を女性としてみてくれることは皆無で、ほとんどは「先生」というカテゴリーに分類されてしまいます。

 

これはある程度は仕方ないと思います。

 

年齢を重ねれば重ねるほど、結婚から遠のいてしまうことが多い女医にとって、結婚相手を見つけるチャンスは、ずばり『医学生の時期』と『研修医の時期』にあります。

 

きっと女医の多くは、研修医の時には、先輩から

 

「研修医の時にさっさと結婚したほうが良い」

 

と言わたりしないでしょうか?

 

その時にはその理由を実感できず、恋愛よりも仕事を覚えることを優先してしまい、今になってその言葉の重みをかみしめている方も多いかもしれません。

 

実際、医者は30代半ばを過ぎるまでは半人前扱いで、20代後半から30代前半くらいまでは、ひたすら仕事に没頭し、30代半ばくらいから、ようやく仕事にも少し余裕が出てくることかと思います。
その時期になってやっと時間を見つけて恋愛相手と結婚したいと思いだした時には、もはや自分は男性にとっては恋愛対象ではなくなっている、という事実に直面して失望される女医さんも多いのではないでしょうか?
仕事による弊害ですが、これはとても悲しい現実ですよね。

 

そこで、これから女医になろうとしている人、まだ研修医の人に対してのアドバイスとしては、多くの先輩医師が言われるアドバイスと同じように、

 

「結婚するなら若いうちにしておくべし」

 

ということです。

 

一方、早熟な結婚は離婚に繋がるリスクも高くなります。(実際女医の離婚率はこれまた高いです)

 

生涯未婚のリスクを背負ってじっくり相手探しをするか、早々に手を打って離婚のリスクを背負うかはそれぞれの価値観によるところだと思われますが、人生は仕事だけではない、ということは念頭において毎日を過ごすのが大切ではないでしょうか。